先週末、狂言を鑑賞してきました。
野村萬斎さんの新作「鮎」がメインの舞台でしたので、事前にネットであらすじの勉強し、緊張して出かけたのですが、
会場に到着すると、知人友人に出会い、ゆっくりパンフレットを開く時間もないくらいバタバタしてしまいました。
着席してからも、どんな舞台になるのか、頭の中で色々思い描いて行ったのですが、
最初から、会場中が笑いに包まれ、初心者の私はそれだけで一瞬に緊張がとけ、
とても楽しい時間を過ごすことができました。
笑うって、本当にストレス発散になるなぁって思いました。
狂言もとても人気で、チケットが予約できないようですが、私はもっともっと人気があってもいいのに・・・と思いました。
まだご覧になっていない方は、是非お出かけください。
本当にお薦めします。
新作の「鮎」も面白かったのですが、
野村万作さんと野村裕基さんの「二人袴」は、
2人の息のあった動きがとても面白く、でも、歩き方や振る舞いなど、きれいで、見とれてしまうくらいでした。
「鮎」が描かれたうつわではありませんが、写真は、九谷美陶園さんの「3寸皿(双魚文様)」です。
「双魚」は、富と子孫繁栄の吉祥文のようです。
狂言の世界も、代々受け継いでいって、すばらしい伝統文化だと思います。