苦悩の言葉と工芸。

先日、”苦悩の言葉”というタイトルの短いコラムが北陸中日新聞に掲載されました。
山中塗の技術を身に着ける学校の卒業式で述べられた、あいさつの言葉を核にして、漆器業界の厳しい現状が紹介されていました。
実はこれは、漆器業界に限ったことではありません。
九谷焼も牛首紬も、およそ伝統工芸といわれる業種、ほぼすべてに当てはまることなのです。
培った伝統を次代に継承していく責任。
それも、易きに流れず、先人の業績に恥じない形で。
そのために、すべての関係者がいま何をすべきなのか。
苦悩と模索は続きます。
コラムの最後には、これからのヒントになる記者の見解も記されています。
全文をご紹介させていただきます。

じろや 小高

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