写真は、多田鐵男さんの「変形鉢(赤花詰紋)」です。
多田さんらしい、手で持つと温かみのある、どっしりとした鉢です。
仕事が忙しいと、毎日の献立にいつも以上に悩みます。
時間がないから、ぱっと浮かべばいいのですが、スーパーの中をぐるぐる回ってしまいます。
「食べたいものは?」と連絡しても、
「美味しいもの・・・」
「何でもーーー」
と同じような返事しかきません。
最近は、野菜がとっても高く、かごに入れるのに勇気がいります。
それでも、食べないわけにはいかないので、えい!って思い切るようにはしています。
栄養不足になるより、違うことを我慢しようと思ったり。。。。
そんな私の苦労を全く知らず、娘は自分の気が向いたときに晩御飯を作ってくれます。
先日は一緒に買物にでかけ、
「ほうれん草スープが食べたかったんだ!」
と迷いもせず、さっとほうれん草を手に取りました。
「値段くらいみてよーーー」って思いましたが、
作る気持ちを踏みにじっては・・・と思い、飲み込みました。
簡単なレシピがあるからって、私の調理の邪魔にもならず、ちゃちゃっと作り上げ、
旦那さんは、いつものように、
美味しい!美味しい!と食べていました。
一度、私が作ったものを、娘が作ったと、騙してみようかとも思います。